本音ときどき嘘建前

こんな感じに仕上がりました

世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

社会のあらなみ、世の中のしがらみに疲れてしまった

もっと収入が欲しかったり、ストレスの無い生活が送りたいが、実現するためにはまだまだ時間がかかる。
頭のいい人は、たくさんのお金を稼いで、ストレスのない生活を送っている人が多い印象(小並感)
たまたま入った本屋でこの本を見つけて、頭のいい人がやってることを真似すれば自分の頭が良くなくても近づけるんじゃね?って発想でこの本を読んでみることにした。

この本の学び

よくある自己啓発本に書いてあることとかぶる項目が多かったが、その中でも改めて面白いなと思ったことをメモってみる。

CHAPTER2 世界の「頭のいい人」が心がけていること

適度なストレスを与える

ストレスなく生きていきたいからこの本を手に取ったのに、適度なストレスをあたえる必要があるみたいです。
私はこの本をそっと閉じることにしました。
〜Fin〜

そんなわけで、ヤーキーズ・ドッドソンの法則です。 適度なストレスが学習パフォーマンスを最高レベルに高めてくれるとのこと。 勉強や仕事をしている時点で適度なストレスに晒されているのでは?と思ったけどそうではないみたいで、例えば締切効果。
期日まで残り1週間あるときは全然やる気が出なくて全く進まない。
パーキンソンの法則から見事に抜け出せないことが多い私ですが、明日までに終わらせないと行けないとなると、人は凄まじい集中力を発揮する。

つまりはある程度、自分にプレッシャーを掛けることで適度なストレスが掛かり最大限のパフォーマンスを発揮できるというまさにドM戦法というわけです。締切のないタスクはいつまでも終わらないのは、自分にプレッシャーが無いからなんでしょうね。

ライバルを見つける

ライバルのいいところを盗んで自分もできるようにする。そうするとライバルももっと頑張る。的な良き関係を作ることで、お互いを高め合うことができる訳です。
世の中に個性という特殊能力をもった人がいて、その個性を悪用するビランたちを取り締まるヒーローになるためにヒーローアカデミアに通って、仲間たちと切磋琢磨したり、大海賊時代だったり、たまたま自分がスパイでコードネーム黄昏とか呼ばれてて、偽装家族を領域展開したところ、嫁は殺し屋で娘は超能力者で黒閃!みたいな少年誌的な展開になることなんて人生に1回か2回くらいしかありません。
自分の人生の中で、一番ライバルと切磋琢磨した時代っていつかなーと思いだしてみたのですが、中学時代一緒に塾に通っていた仲良し3人組がとても印象に残っています。

成績としては、3人とも拮抗していた3人だったのですが、お互いテストの点数を見せあっては一喜一憂してました。そんなある日、10分の休み時間に私が3人組の一人とおしゃべりしにいったところ、その友達は、塾の課題をやっていました。それを見た私は、「おいおい、抜け駆けはずるいだろ」と思ったのですが、全然抜け駆けなんかではないですよね。そんなこんなで少しでも隙間の時間を見つけて勉強しだすという週間が中学時代は身についていました。

せっかくの休み時間を勉強に費やして、それで良かったの?という声も聞こえて来そうですが、放課後遊ぶとき遊びますし、部活も習い事も思いっきりやっていたなかで可能な限り時間を見つけてやっていたという感じだったので、むしろ満足感が高かった記憶があります。

さらに、自分が結構課題を進めたなと思って塾に行っても、他の2人もそれなりに課題を進めてくるので、もっと時間を捻出できないか?と考える癖がつくようになりました。

大人になってからそういったライバルいないなーって感じですが、ライバルを見つけることでより自分を高めることができるというのはすごいわかるなと振り返ってみて改めて思いました。

CHAPTER3 世界の「頭のいい人」のスケジュールの立て方

自己診断書を作る

自分の今までの努力の記録をつけることで、

  • さらなる努力のモチベーションとする
  • 目標を達成できなかったとしても、自分はこれだけやってきたという自信になる
  • 新たな目標を見つけるきっかけとなる といった内容でした。

私も自分のやったことへの記録をつけようと思い実践したことがありますが、3日坊主&リセットグセがあるため、少しの期間記録をつけても、1週間から2週間の間にやらなくなってしまいます。そして、またやろうと思ったときには新しいノートを買って新しい記録としてつけ始める。といういつまでも記録がたまらない悪循環に陥ってきました。これでは、数週間、数ヶ月たったあとに見返すことなんてできるはずもなく、新しく記録をつけ始めたときのモチベーションはあっても、振り返ったときのモチベーションは半減、もしくは無いに等しいです。紙とかアプリとか色々試してみたけど、毎日記録するってこと自体がめんどくさいんだよな〜

CHAPTER4 世界の「頭のいい人」の自己分析と自己改良

強気のふりをする

人間は無意識に「誰かが何かを行ったとしても、自分自身が持っている「自己イメージ」に合致することにしか同意しない」という性質を持っているらしい。

逆に、自分が気にしていることでは、人に指摘されるととっても効いてしまう。ということも書かれていました。(そんなに太ってない人でも、自己認識として太っているというコンプレックスを持っていると、「デブ」と言われたときのダメージが違う)そんな心が折れそうな瞬間が訪れても、強気のふりをすることで、心おらずになんとか前に進んでいける。そういった効果がある。APEXというゲームがあります。

3人1組のチームを組んで、20チーム合計60人が銃で打ち合い、グレネードやスキルを駆使して最後の1部隊まで残ることを目指すバトルロワイヤルです。

マップをお散歩していると、敵と遭遇します。
そうしたときに、「やばい、敵と遭遇してしまった。どうにかして戦闘を回避したい」と思いながら戦うと大体ろくなことになりません。
逆に、「やるっすか?やるっすか?」と強気に攻めたときのほうが、感覚値ですが勝率が高い気がします。
自分がつらいとき、相手もつらいんです。怖いんです。
そこを如何に強気に攻めるか。これが勝利への第一歩な気がします。
たまに笑顔で戦車のように次々と敵をなぎ倒していく化け物もいますが、才能の話はまた別のお話。

まとめ

CHAPTER5 世界の「頭のいい人」に近づくために
にも書いてあったが、やるべきことをやるためには、自分を律し、怠け心と戦いながら自分の目標のために行動していく必要がある。
ただ、ひたすら頑張るってだけだと疲れちゃうので、頑張るための環境をきちんと作ることが重要であることは色んなところで言われている。

作業環境などの物理的な環境だけでなく、自分の習慣や自己認知、人間関係も環境として整えることでもう少しだけ頑張りやすい環境を作ることができるんじゃね?
そういった環境を整備した上で、行動しないとだめなんだけどね。
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著者経歴

中野信子

1975年、東京生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学選考博士課程終了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。現在、東日本国際大学特任教授、東京芸術大学客員教授。著書に「脳はなんで気持ちいいことをやめられないの?」「人は、なぜ他人をゆるせないのか?」「サイコパス」「空気を読む脳」「ペルソナ 脳に潜む闇」「キレる!」「「嫌いっ!」の運用」など多数。また、テレビコメンテーターとしても活躍中。